先生見本市

「先生見本市」というイベントをご存知でしょうか。

世の中、学校の先生にまつわる事件・犯罪が多いですよね。メディアを見ていると、どうしても悪いニュースばかりが錯綜してしまうので、学校の先生の肩身が段々と狭くなっている気がします。
しかし、全国には生徒と真剣に向き合い、素敵な先生がたくさんいるということを伝えようとする企画です。あこがれ先生プロジェクトとも呼ばれます。

自分がこれまで出会ってきた先生は、尊敬できる先生が多かったので、全国で先生たちの問題行為が指摘されている中、絶対に素晴らしい活動をしている人もいるはずだ!と思い、インターネットのページに目が留まりました。


「先生見本市・・・?」


この先生見本市で、中学時代に大変お世話になった、藤田司先生が講演されていました。
自分と藤田先生は、バスケットボール部のキャプテンと、その顧問の先生という関係でした。15年くらい前の話です。

先生見本市はDVDが出版されてたので、先日取り寄せてみました。


Youtube でも一部見ることができます。




考えてみれば、あの時の先生は今の自分より若くエネルギッシュで、人としても尊敬できる先生でした。
先生は体育を受け持ち、いわゆる熱血先生で、生徒からの人望も厚い先生でした。優しい面を持ちながら時には厳しく、たくさんの生徒にとって忘れられない先生です。

先生はサッカーをずっとされていましたが、急にバスケ部を担当されることになり、中学からバスケットを始めた自分たちと共に、バスケットを勉強しながら3年間励んだ思い出があります。

実はここ10年くらい連絡を取っていませんでしたので、恥ずかしながら状況を全く知らなかったのですが、数年前、先生がガンを患い、闘病生活をしていたことを知りました。
ガンを患ったのは先生が29歳の時、偶然にも今の自分と同じ歳です。

抗がん剤治療の苦しい時でも目標を掲げ、闘病生活中にリフティング6,000回を達成したそうです。
目標や夢を持つことの大切さを教えてくれます。


この先生見本市には、藤田先生だけではなく、他にも素敵な先生方が講演されていますので、もし興味があれば、ぜひご覧になってみてください。

自分は教師ではありませんので教壇に立ったことはありませんが、魅力ある素敵な仕事だと思います。
藤田先生にはこれからも頑張っていただきたいですし、自分も恥じないように、いつか胸張って再会したいと思います。


Ichimasa