東日本巨大地震 M9.0

3月11日15時前、東日本巨大地震が起きました。震源地の東北地方では、マグニチュード9.0、最大震度7。自分はその時、都内の病院で仕事をしていました。東京は震度5強。相当な揺れが暫く続きました。すぐに病院外へ避難しましたが、余震が止まりません。
不安な気持ちを抑えようとしましたが、周りがパニックになっていると伝染しそうになりました。更に、テレビ中継を見て目を疑いました。映画?と思えるほど本当に悲惨な状況が広がっていました。15mを超える巨大津波に襲われたようです。どれだけの恐怖を味わったのか想像もしたくありません・・・。更には福島県原子力発電所が被災し、放射能の影響も出ています。
2005年3月20日、自分は福岡県の大学生だった頃に西方沖地震震度5弱を味わっていますが、被害は全く比較になりません。

1週間が経過し、徐々に巨大地震の凄まじさが明らかになってきましたが、まだ行方不明者も数千人、避難者は40万人近くのようです。食料、ガソリン、水、生活用品など多くの物資を必要としています。物資はありますが、届けられないのが現状です。
東京では、さほど被害が無かったにも関わらず、食料の買占め、予定停電などにより街はパニックです。コンビニやガソリンスタンドも「売り切れ」ばかりです。
世界中で「日本人はこんな状況でも冷静で、高潔だ!!」と賞賛されているようですが、自分だけが食料を確保したい、長生きしたいという気持ちは人の心理のどこかにあります。状況が状況なだけに冷静な判断ができなくなると思いますが・・・。あまり公になっていませんが、一部ではガソリン泥棒、食料や家電の窃盗が相次いでいるそうです。
もちろん、助け合いや支え合いの声がほとんどであることも事実だと思います。早く交通機関が改善され、一刻も早く安全、安心な生活が送れることを祈っています。

深刻な事態は続きますが、自分はスポーツ界からのエールに非常に感動しました。サッカーの最高峰、ヨーロッパではチャンピオンズリーグが開催されておりますが、選手は試合前に黙祷し1人でも多くの日本人が無事であることを祈っています。本当に勇気付けられました。

それからバスケットボールファンの一員として1番嬉しかったのは、アメリカ・プロバスケットボールNBA)も日本を救援しようと取り組んでくれていることです。
NBA cares

日本は世界中から愛されています。これまで世界を支えてきた結果だろうと思います。


東北地方はじめ、多くの犠牲者の方々、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
生存者の方は深い心の傷を負ったと思いますが、気持ちを強く持って生きて下さい。一刻も早い復旧復興を願っております。頑張りましょう!!


Ichimasa