エレナ

今日は感動する話をご紹介します。エレナという女の子の話です。
自分が初めてこの子の存在を知ったのは「世界仰天ニュース」というテレビ番組で紹介されてからです。とても感動し、思わず言葉を失ったのを覚えています。
エレナは6歳。父、母、妹と幸せに暮らしていました。

しかし、エレナは手術不可能といわれる悪性腫瘍(びまん性脳幹部グリオーマ)を患ってしまいます。更に、余命135日と診断されてしまいます。あまりに残酷な通告です。両親は、エレナの妹・グレイスが姉のエレナの事を忘れないように日記を書き綴っていきます。

宣告を受けてからエレナは様々な夢を叶えます。ドレスを着てお姫様になりたい、自分の絵を美術館に展示したい…

放射線治療や科学療法により一時的に体力が回復するエレナでしたが、ステロイド治療により顔はむくみ、放射線治療により髪が抜け…幸せな時間は長続きしませんでした。
宣告から8ヶ月半後、エレナは短い生涯を終えます。
ひどい悲しみの中、家中から両親とグレイスに宛てた手紙が見つかります。エレナからです。エレナは幼いながらに自分の死を予告し、残される家族に手紙を宛てていたのです。その内容は、愛を伝えるものでした。
 

手紙は、エレナの死後2年以上が経過した現在も見つかり続けています。

6歳の女の子から、こんなに学ぶ事があるとは思いませんでした。エレナのように強く生きなければなりません。前回の日記同様、考えさせられました。
エレナの本が最近出ましたので良かったら見てみてください。

みなさんも日常を大切に☆

Ichimasa